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大石 哲也; 吉田 真
Proceedings of 10th International Congress of the International Radiation Protection Association (IRPA-10) (CD-ROM), 4 Pages, 2000/05
施設に設置されたガスモニタの応答を精度良く評価するためには、設置された条件でガスモニタを校正することが重要である。このため、設置場所での校正が可能であり、放出ガスの放射能濃度の変化が急激な動的ガス放出に精度良く対応できるガスモニタの校正法として、パルス注入法が開発された。一方、放出ガスの放射能濃度の変化が緩やかな静的ガス放出であると仮定した閉ループ法が、既存の校正法として確立されている。典型的なタイプのガスモニタに対して両方法により校正定数を決定し、その特性の比較、検討を行った。その結果、新たな校正法であるパルス注入法が動的、静的ガス放出のそれぞれに適用可能であることが明らかにされるとともに、既存の閉ループ法の妥当性が証明された。